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漆器
秀衡塗
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秀衡塗
平安時代の末期に岩手県平泉町において、権力や財力を欲しいままにし、中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)をはじめとする仏教美術をこの地にもたらした奥州藤原氏のもとで、秀衡塗は始められました。
藤原氏が滅んで以来数百年の歴史は、未だ定かではありませんが、江戸時代後期からは平泉町の隣りにある衣川村で漆器が盛んに製造され、現在に至っています。