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陶磁器
上野焼
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上野焼
17世紀の初め(1602年)に細川忠興が小倉藩の藩主になったとき、朝鮮の陶工を招き、一族に当地上野で登り窯を作らせたのが始まりです。
忠興は、千利休から直接教えを受け、茶道の奥義を極めた大名でした。この窯では、忠興の目にかなうような格調高い作品が作られたと言われています。後に、藩窯として、小堀遠州という当時有名な茶人の好みにあった茶器を多く作り、遠州七窯の一つに数えられています。